二人目出産で里帰りした私の実家は北関東にある県の県庁所在地の市である。

車がないと生きていけない環境だが、かといって気が遠くなるほど田舎、というわけでもない。
新幹線を使って都心へ通勤も出来る距離感なので、ベッドタウンとしての需要もそれ内に大きく、
帰るたびに商業施設が増えたり、新築の家もじゃんじゃん建っていて、そこそこ賑わっているようではある。

私自身は大学進学と同時に東京に出て早20年経った。
子供が産まれるまでは地方での生活は仕事もないしおしゃれなお店も少ないしこんな退屈なところ
絶対に戻ることなんてありえない、と思っていた。 
今後もおそらくそれはないとは思う。(旦那が九州出身なので群馬に住むはおそらくない)

そんななか、数年前に兄家族が地元に戻ってきた。
彼も大学進学以来ずっと遠いところにいたのだが、医療従事者ということもあり
こちらの大学病院に縁があり、故郷に錦を飾りに戻ってきたようだ。
うちと同じ頃に第一子を授かり、第二子も義妹が妊娠中と家族構成はうちと同じ。
義妹もパートだが働いているので共働きなのも同じ。
その兄家族が 最近実家の近くに家を建てたので、新居祝いを持ってお邪魔をしてきた。

私が今最も興味を持っていることがらの一つが
「四人家族が住める十分な広さのある住まいに住みたい」
ことなのもあり、彼の家を見せてもらったのは自分にとってもめちゃくちゃタイムリーだった。
そしてそこは思わず嫉妬とコンプレックスで表情が歪んでしまう素晴らしい住まいだった。


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親から事前に聞いてはいたものの、住宅展示場のモデルルームのようで、
1階に広くてシックなLDKと和室、2階に書斎のあるベッドルームと将来子供二人に間仕切りで一人ずつ部屋をあげられるように出来る広い子供部屋。室内干し出来るエリアまであった。

私は今都心近くのマンション住まい。
駅に濡れずに行ける立地と資産価値に将来性がありそうなところが気に入り、
結婚と同時に2LDKを購入した。
今子供がまだ小さいので問題ないが、将来的には広さが足りないのでどこかに住み替えなり賃貸に引っ越しをしたいと思っている。
今の住まいはめちゃくちゃ便利で気に入っているが、ペアローンと管理費とか固定資産税とか含めて、毎月それなりの金額を払っている。
一方で、彼らのように地方でこれだけの家を建てても、おそらく支払い額はそんなに変わらないのではないかと思っている。軽く建物面積は2倍はある。

保育園だって今は認可外の保育園で、5月には復帰予定だが二人預ければ10数万円軽くかかってしまう。

比べても仕方ないのだが、サラリーマンでいるために都心に住むってどういう意味があるんだろう。
と本格的に凹んでしまった。
子供にとってもきっと広い部屋で、庭もあって夏はいつでもプールに入れて、ていうのが楽しいのだろうし。
ただ都会に住んでいるってだけで、稼いでも稼いでも吸い取られていく。
本気で今後の生き方を考えなくてはいけないと痛感した。

とはいえ、家を地方に買ってそこに縛られる生き方にもリスクは感じる。
子供が大きくなった時、日本にいては十分なサラリーが得られなくなっている、とか
日本円がめちゃくちゃ弱くなっている、ってことも十分に考えられるので、
出来る限り身は軽くしておくべき、と常日頃思ってはいる。


今私は会社や場所に縛られない働き方・稼ぎ方を模索している。
それが出来るのなら、もはや都心で身も心も財布も消耗しなくても、自由に住みたいところで子供の教育・体験を優先してあげられる。
子供の将来を輝かしいものにするためにも、必死にこれからの生き方を見つけていかないと。

それにしても、やっぱり、広い家に住みたいなぁ。
賃貸でも戸建に住みたい。これから先、もっと戸建が賃貸市場に出てくると良いなぁ。
旦那が賃貸反対派、マンション派、都心駅近派で現在意見が全く噛み合わない状況につき、
自分のやりたいことを明確にして辛抱強く議論をしていかないと。
無駄に頑固な旦那ゆえ、先が思いやられるなぁ。